私が初めて臼井先生にお会いしたのは小学生のときでした。当時の私も『しあわせ運べるように』を歌っていましたが、まだ幼かった私は臼井先生がどんな方なのか分からず、第一印象はとんでもなく失礼ですが「キレイな声のふつーの男の人」でした。なのであまり話すことはなく、比較的たくさん話すようになったのは20代前くらいでした。そんな私ですが『しあわせ運べるように』を歌い続けてもう12,3年、臼井先生への印象も、歌への向き合い方も、良い方に変わりました。私が今、臼井先生に抱いている印象は「背筋が伸びている指導者」です。物理的に背筋が伸びているのもシンプルに尊敬できますが、逸れることなく人生を歩みながら、未来を築く若者に生き方、音楽との向き合い方を教え続けた真の指導者という意味で「背筋が伸びている方」だと思います。普通の小学校教諭が、震災と『しあわせ運べるように』をきっかけに世界的に有名になってしまったとき、全員が悪い方に逸れないとは言えないはずです。きっと臼井先生もたくさん悩んだ時間があって、それでも選んでくださった今世で、臼井真というひとりの人間に出会えて本当に良かったです。あなたの背中があったから私は今も『しあわせ運べるように』を歌って、震災を語ることができています。小走りで私たちの方に来てくださったことも、にこにこしながらお話をしてくれたことも、私たちの学習会に参加してずっとお話を聞いてくれたことも、全部大切な思い出です。たくさんのありがとうとだいすきが、あなたに届きますように
さとうひなた 20代 福島県二本松市 福島しあわせ運べるように合唱団
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